26代の栄枯盛衰

ドラマ風のお送りします(笑)

時は１９８１年．早稲田大学に一つのテニスサークルが産声を上げた．"ポルケピックT.C.”．ポルケピックとはフランス語でハリネズミのこと．創設者の髪型がツンツンしておりハリネズミみたいだったからこのサークル名になったらしいが，詳しいことは不明．
とにかく，ポルケピックというサークルが誕生したのだっ！

（注：画像はイメージです）．

時は流れて２００６年４月．晴れて大学に入学した我々は，テニスサークルを求めていた．ある者はチラシを見て，またある者は勧誘され，またまたある者はホームページを見てポルケピックというテニスサークルにやってきた．まあ、今となってはきっかけなどどうでもいいことだが、とにかくこのサークルに集まってきた．ここに２６代目の戦士たちが誕生したのだった．
そして，新歓合宿でさまざまな洗礼を受け，二つの早慶戦では大いに潰れるなど，荒波にもまれるうちにどんどん成長していった．テニスよりも酒の強さが・・・．ある者は純ストを獲得し，またある者は真空落としを獲得し，またまたある者は吐き芸を獲得した・・・(食事中の方はすみません)
そんなこんなで１年半はあっという間に過ぎていった．

ついに２６代の仕切りがやってきた．２年合宿のアノ熱い夜に決まった役職に対し，全ての人が誇りと自身を胸にお疲れ飲み２次会へとやってきた．まさにそれが，２６代伝説の２度目の幕開けだった．スローガンはもちろん，
Make(純)Legend.　
ちなみに筆者はアンチ巨人です．あしからず．

年が開け，先輩が卒業し，後輩が入学した．イベントはたくさんあれど，時はあっという間に過ぎていく．そして迎えた２００８年夏．仕切りも残りわずかとなってしまった僕らの心に，寂しいという感情が生まれてきた．そして迎えた夏合宿．燃え尽きる直前の星が最後の輝きを放つように，一人一人が輝いていた．この時が永遠に続けばいい．誰もがそう願っていた．しかし無情にも時は過ぎ，最後の夜を迎えた．ひとつ，またひとつとイベントが終わる度に感情があふれてきた．多くの人が涙を流した．それくらいポルケピックが大きなウエイトを占めていたのだ．

合宿も終わり，我々はこの一年間の集大成にすべく，最後の仕事をこなしていった．
そして迎えたお疲れ飲み．全てをやりきった達成感，失敗したことへの後悔，そして何より大切な仲間たちとの思い出など，様々な思いを胸に秘めて，最後の舞台へと臨んでいったのだった．

２００８年９月１５日，２６代はポルケピックを引退した．支えてくれた全ての人への感謝の気持ちとともに，静かにピッチャーから手を離したのだった・・・（え．

Written By TERO.
拙い文章でごめんちゃい．書き直してくれる人がいたらテロまでご一報を！！